うっかりリュックを忘れた日、家に入れなくなった
仕事帰り、電車に揺られていたときにふと気づきました。
「あれ、リュック持ってきてない…!」
そもそもリュックを忘れるなんて自分でもびっくりですが(笑)、スマホは手にあるし、交通系ICもスマホに入っているから、電車には乗れるし帰れるな、とそのまま最寄り駅へ。コンビニに寄って夕飯を買い、交差点で信号を待っていたとき――はたと気づきました。
「…家の鍵、ないじゃん!」
リュックの中に入れっぱなしだったのです。
玄関の前で立ち尽くす自分の姿が目に浮かび、冷や汗が。
結局、家族に合鍵を持ってきてもらうしかなくて、夜の時間を取らせてしまいました。
スマートロック探し。Qrio Lockからセサミ5へ
あの出来事のあと、すぐに「もう同じことはしたくない」とスマートロックを探し始めました。
最初に目についたのは Qrio Lock(キュリオロック)。デザインも評判もよく安心できそうだなと思ったのですが、いきなりポチッと買うには少し価格が高く感じてしまって…。
そこでいろいろ調べていくうちに出会ったのが セサミ5。
手頃な価格で、まずは試しやすそうだと感じ、購入を決めました。
ちなみに、「Qrio Smart Lock」(Q-SL1)は、旧モデルのサービスはすでに終了しているようです。後継機種Qrio Lock(Q-SL2)もAmazonのサイトでは現在在庫切れになっています。
8月に商品検索していた時には特に意識していなかったけれど、こうして見返すと、継続して使える安心感という点でもセサミ5を選んでよかったなと思います。
Proと通常モデル、どちらを買えばいいのか迷った
セサミには上位機種の セサミ5 Pro もあり、どちらを買えばいいのか正直わからず迷いました。
Pro はブラシレスモーター搭載で「100万回使っても壊れない」「業界唯一」「超静音」と魅力的。
でも、うちは一般家庭で出入りする人数も限られています。
100万回の耐久性までは必要ないかなと思ったし、超静音よりもカチャッと音がして“閉まった”とわかる安心感もあると感じました。
最終的には、価格が手頃な通常モデルのセサミ5を選びました。
取り付けは意外と簡単。そして Hub3 を追加
セサミ5は想像以上に簡単に取り付けられました。
付属の両面テープで貼るだけでOK、アプリを入れたらすぐ使い始められます。
しばらく使っているうちに「外からも鍵の状態を確認したい」「離れた場所から開け閉めしたい」と思うようになり、あとから Hub3 を購入。
Hub3を使うと、スマホアプリから離れた場所でも施錠・解錠ができるようになり、さらに安心感が増しました。
オートロックは便利だけど注意も必要
セサミ5にはオートロック機能があります。
ドアを閉めると自動的に施錠してくれるので安心なのですが、ひとつ注意したいことが。
私自身、ドアを閉める前にオートロックが作動してしまい、ロックの金具が出たまま木部に当たってしまったことがありました。
一度凹んでしまったところに、また当たって…と繰り返すとさすがに傷みが気になってきます。
友だちが荷物を運び込んでいるときなど、ドアを開けっぱなしにする場面では、あらかじめオートロックを一時解除しておくのがおすすめ。
タイマーを少し長めに設定するのも安心です。
鍵のかわいさと、便利さの間でゆれる気持ち

鍵そのものの形やデザインが好きで、毎日手に取ると少しうれしくなります。
しかも、お気に入りのキーホルダーをつけているので、鍵を持ち歩きたいという気持ちもあります。
だから最初は「お気に入りの鍵を使い続けたい」と思っていました。
でも、スマートロックの便利さに慣れてしまうと、鍵を差し込むのが少し面倒に感じるようになってきました。
今では「タッチするだけで解錠できる セサミタッチ も欲しいな…」と思うようになっています。
暮らしの中で“当たり前”が少しずつ変わっていくのっておもしろいですね。
買う場所も大切だと学んだこと
もうひとつ、ちょっとした失敗もありました。
私は最初、なんとなく大手のネットショップでセサミ5を買ったのですが、後から公式サイトを見たらそちらの方が安くて…「公式で買えばよかった」と後悔しました。
ちなみに Hub3 は公式サイトで購入。外から操作したくなったとき、ネットショップでは単体販売が見つからず、公式で買うのがスムーズでした。
おまけ:実はまたやってしまいました(笑)
「もうリュックを忘れることはないだろう」と思ってスマートロックをつけたのですが……先日またやってしまいました。
8月末にセサミ5を導入したのに、そのわずか1か月後、仕事を終えて電車に乗りドアが閉まってからハッと気づいたのです。
「あ!!!!!!リュックない!!!」
しかも翌日からは関東へ出張。もう職場には来週まで行かない予定でした。
翌日また職場に行くなら「スマホはあるし家には入れるから明日でいっか」で済むけれど、今回そうはいかない。
さらに都会と違って電車の本数が少なく、引き返しているうちに職場が閉店して誰もいなくなる…。
慌ててお店に電話して、スタッフさんに駅まで届けてもらいました。
本当にありがたかったし、田舎の電車事情を痛感した瞬間でした。
やっぱり、車あった方がいいかな…
まとめ
- 鍵を忘れて家に入れなくなった経験から、セサミ5を導入
- Qrio Lockと迷ったが、価格と気軽さでセサミ5を選んだ
- Proとどちらにするか悩んだが、家庭用には通常モデルで十分と判断
- オートロックは便利だが、状況に応じて解除・設定変更が必要
- Hub3を追加して遠隔操作できるようになり安心感アップ
- 鍵のデザインやキーホルダーを楽しみつつも、便利さに慣れるとセサミタッチが欲しくなってきた
- 購入するなら公式サイトのほうが価格面で安心かも
- …そして、スマートロックをつけてもうっかりは起きる(笑)
小さな「困った」から始まったスマートロック導入でしたが、今では暮らしの安心感がぐっと増しました。
同じように鍵の持ち忘れが不安な人や、もっと手軽に出入りしたい人には、セサミ5はとてもおすすめです。

