雑誌が“インテリア”になるって楽しい
ふつうは収納しておくだけの雑誌だけど、表紙を見せて飾ることで、それがひとつの“インテリア”になる。
私が今使っているのは、ダルトンのアイアン製マガジンラック。無骨すぎないシンプルなデザインで、どんな空間にもなじみながら、ちょっとした存在感もあるアイテムです。
ごちゃっと積まれがちな雑誌も、こうして立てておくだけで、どこか“よそ行き顔”になる。
まさに「まとめて収納するとインテリアになる」って、こういうことだなと実感しています。
10年前の雑誌が、思い出のオブジェに
このラックに立てているのは、10年ほど前の雑誌。
当時住んでいたシェアハウスが特集された号で、住んでいた頃は特に気に留めていなかったのに、退去してからふと「あの生活を、ちゃんと残しておきたいな」と思い、古本で探して手に入れました。
『Casa BRUTUS』で高まるワクワクと記憶
2025年の大阪・関西万博に行く前、あまりにもワクワクしてしまって、その気持ちをとどめておきたくて購入したのが、
『Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)2025年6月号』。
建築を切り口に万博を特集したこの号では、大屋根リングが表紙を飾っていて、もうそれだけで胸が高鳴ったのを覚えています。
実際に現地を訪れたときも、そのスケールと美しさに圧倒されて——
この雑誌を読むたびに、“行く前の高揚感”と“現地で感じた感動”が一緒によみがえってきます。
今はリビングに置いています
このラックは、今リビングの一角に置いています。
無垢材の床や家具にも自然となじみ、空間のトーンを邪魔せず、でもさりげなく目にとまる。
そんな“そこにある感じ”がとても気に入っています。
日々の暮らしの中でふと目に入るラックには、万博の雑誌と並んで、10年前のシェアハウスが特集された雑誌が置かれています。
いまの暮らしの中に、あの頃の記憶がそっと溶け込んでいるようで、過去と現在がやさしく重なり合っているのを感じます。
ダルトンのマガジンラックを選んだ理由
選んだ理由は、まず見た目のスマートさ。
鉄の質感がかっこよすぎず、でもチープでもない。
どこか懐かしい雰囲気もありつつ、インテリアとしてすっとなじんでくれる感じが気に入りました。
構造もシンプルで、雑誌を数冊だけ飾るように収納するにはちょうどいいサイズ感。
「ちゃんと置きたいけど、スペースはとりたくない」
そんな希望にもぴったりでした。
こんな人におすすめしたい
- 収納を“見せる”ものに変えてみたい人
- インテリアにさりげないアクセントがほしい人
- 思い出や記憶を日常にそっと置いておきたい人
マガジンラックって、収納としては地味かもしれないけれど、
選び方次第で気持ちの余白や、ちょっとした遊び心を添えてくれる存在だなと思います。